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林芙美子はたしかに美人だ 僕のヒップにしゃがんで「うちに来ない」と誘った
林芙美子はタフかと聞くんだ 濡れたリップがしぼんだ 僕はちょっぴり笑った

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浮雲

浮雲
価格: ¥ 4,053 / 発売日: 2005-07-22
売上ランキング: 14855 / 通常24時間以内に発送
おすすめ度:
感想:
森雅之と高峰秀子の最も美しいころの映画。
話の面白さもさることながら、森雅之のじれったい感じのうまさ、ホントにステキです。
高峰はほかの成瀬作品とは、ちょっと違う女を演じて文句なし。
はじめて、この作品を観たのが20年近くまえ。
それ以来、(それまでは吉村公三郎監督の安城家の舞踏会でした。これも素晴らしい)
私のベスト1になりました。
見ていない方々、全員におすすめ。
こんな、いい映画もありました。

男と女がズルズルと付き合い、こんな相手と一緒にいるとダメになると分かっていても、何故か別れられない。
愛ではなく、愛着かもしれないです。
ロマンスの”ロ”の字も感じさせませんが、 ロマンチックな恋愛より現実的な一つの愛の形だと思います。

女が男を見つめる眼差し、表情、女同士が互いに品定めするような目付き、 また敢えて無視するかのような態度、、、
言葉では表せない、女の複雑な心が感じられます。

主人公の男、富岡(森雅之)は、口では立派なことや、潔いことを言います。
でも、現実の彼の行動は、女にだらしなく、中途半端で歯切れが悪く、自分勝手です。
女とはヤリたいけど、人間関係には深入りしたくない、男の本質を表しています。

ラストシーンはフェリーニの「道」を思い出します。

そう云えば、「道」のザンパノも男の本質を表していたなぁ、と思いつつ、男と云う生き物の”どうしようもなさ”も感じさせる作品です。


めし

めし
価格: ¥ 3,741 / 発売日: 2005-07-22
売上ランキング: 36813 / 通常24時間以内に発送
おすすめ度:
感想:
1951年公開作品、主演は原節子、上原謙(息子は加山雄三)、皆さん、書いていらっしゃいますが、日本の聖女とまでいわれた女優、原節子の変貌ぶりにとても驚きました、どこが違うかと言われても困るのですが、それまでも小津安二郎監督作品の清らかな偶像の様な美しさとは異なり、生身の生きた美女というか、妙に生々しい女の色気が充満している様に感じられるのです、不思議な事ですが、本当です、周囲の反対を押し切って激愛の末に結ばれた美男美女、けれど慣れない大阪での転勤生活、5年の月日の間に愛は薄れ、虚しい風を感じ始める妻、東京へ里帰りをするが、終戦間もない時期、苦労をする友人などを見る中、女の本当の幸福とは果たしてどの様なものなのかを考える様になる、題材がとても面白い作品でした。

こういう映画を見た後の、そこはかとない幸福感を何に譬えれば良いのか・・・
まるで、気持のいい美しい夢を見て目覚めたような感じがした。

主演の原節子と上原謙のどことなく浮世離れした風貌、それにモノクロで映し出される1950年代前半の東京や大阪の風景の牧歌的な美しさに陶然と見入ってしまった。

ストーリーはごくありふれた日常のどこにでもあるような話だけど、それ故にかえって心に沁みる映画だ。
男と女がいて愛があれば、どんな時代でもどこの世界でもこういう事はある。
まさに永遠不変の人間の心情がそこに描かれている。

細やかで暗示に富んだ演出は成瀬巳喜男の真骨頂だが、この映画では特に、小津映画で見慣れている偶像化された原節子とは違って、細やかな演技をする彼女がとても良かった。

ただ、ひとつだけ難点を言えば、早坂文雄の音楽がドラマチックに過ぎて映像にそぐわないような気がした事だろうか。
早坂文雄は夭折の天才作曲家として黒沢映画の数々の映画音楽で有名である。
この映画のそれも、かなりユニークで重厚なものだけど、もう少し違ったもので良かったんじゃないかと思う。

稲妻

稲妻
価格: ¥ 4,244 / 発売日: 2005-05-27
売上ランキング: 31994 / 通常24時間以内に発送
おすすめ度:
感想:
他の方がもうたくさんレビューを書いているので、この映画の話の内容は割愛しますが、ラストの、末娘の清子(高峰秀子)と母親(浦辺粂子)の激しい親子喧嘩のシーンは、すべての家族に共通する悩みでもあり、人間の「業」でもあるのではないでしょうか。「わたし、生んでなんて欲しくなかったわ」という清子の言葉に、一人の子として、また、二児の父親として、私は胸をつかれる思いがいたしました。最後の、清子と母親が和解して、一緒に画面の中を歩いて去っていくシーンには、ちょっぴり人の子として、また親として生きることの勇気をいただいたような気がします。それにしても、4人の違う男と関係して一人づつ4人の子供(要するに異父兄妹)を産んで育てた母親役を演じる浦辺さんはほんとうに芸がうまくてすばらしい。いぶし銀のような存在感でこの作品を引き立たせてくれます。成瀬監督の秀作。五つ星としたいと思います。

三姉妹、四姉妹物というと、「ちょっとマイウェイ」「秘密の絆」「阿修羅のごとく」「若草物語」などが想起されるが、そういうのと比べても、そう面白くもなかった。
個々のキャラクターにあまり魅力を感じられなかった。クールに人間関係の力学を観察した映画なのかもしれないが、それにしても魅力が不足してたように思える。

いままで見た作品はみんな好きだった成瀬映画はじめてのハズレという感じで残念。

放浪記 (新潮文庫)

(Amazonで詳細をみる)放浪記 (新潮文庫)
価格: ¥ 780 / 発売日: 1979-09
売上ランキング: 13175 / 通常24時間以内に発送
おすすめ度:
感想:
ふしぎな日記だ。
金がない、詩が売れない、腹がすいた、仕事が辛い、捨てた男が恋しい、母も恋しい、いっそ死にたい、さもなければ身売りしてしまおうか。
それらをみな一緒くたに、小気味よいリズムの文章と詩に巻き込んでしまう。
頽廃的なことばかり延々と書き連ねてあるのに、何だか軽妙なのだ。
たぶん、少女時代を過ごした尾道の海のように、根が明るいひとなんだろう。
そして腹の底には、赤いマグマをふつふつとたぎらせている。書きたい読みたい人恋しい。
だから文章が湿っぽくならない。どこか一点がすこんと抜けて、愚痴が愚痴に聞こえない。

「放浪記」は、林芙美子の代表作であり、昭和5年に刊行されたもの。
本書ではそれに続く「続放浪記」と、戦後に発表となった「放浪記第三部」も併せて収める。
昭和初期の作品だが、今もこの作品を原作とした舞台が森光子主演で演じられ、
45年に渡り1800回以上の上演数を記録。なお継続中となっており、メディアでも取り上げられることが多い。

彼女が書き留めてきた雑記を元とする作品だが、
時系列に整然と編集されているわけではなく、雑然とした構成である。
文体もまた洗練より奔放さを感じさせる。
が、そんな一種”粗雑さ”が、作中に描かれる極限的な貧困と、
反発し喘ぐように生きる強さをかえって引き立てている気がする。
時に彼女の見せるあけすけな情感や、無政府主義的な態度などは、
読んでいるこちらが際どさを感じてしまう程である。
昭和初期の女性がこうまで書くものかと、今更ながら驚かされる。

第二部の冒頭
「私は生きる事が苦しくなると故郷というものを考える〜<略>〜
私には本当は、古里なんてどこでもいいいのだと思う。
苦しみや悲しみの中に育っていったいったところが古里なのですもの」
これが彼女のこの作品を表している気がする。
作中に脚色を指摘されることもあるが、あらゆる意味で彼女の生きる覚悟を垣間見る。

桜島、古里温泉は彼女の原籍地と言われる。
海の見える温泉地。ふるさとに迷う彼女の始まりの土地の名が”古里”であった事は、
皮肉であるようにも、何か運命的であるようにも思えてしまうのだ。

浮雲 (新潮文庫)

(Amazonで詳細をみる)浮雲 (新潮文庫)
価格: ¥ 620 / 発売日: 1953-04
売上ランキング: 16432 / 通常24時間以内に発送
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感想:
戦後の退廃した時代を舞台に、安南で出会い、すごした美しい思い出が忘れられず、
盛りを過ぎた愛にしがみつく女と、別れたいのに女を突き放しきれない男の腐れ縁の物語。
物語の最初のほうで語られる安南での夢のような日々。一方内地に引き上げてからの
住む場所にも事欠くような鬱々とした日々。その対比が二人の色あせた関係のわびしさを
いっそう際立たせている。物語はゆき子と富岡の視点から交互に語られるが、
他の男に生きるために頼るものの、富岡だけを一途に想うゆき子と、次々と他の女に
目移りしつつ、わずらわしくなってきたゆき子を捨てきれない富岡に、男女の典型的な
恋愛間の違いを見せ付けられる気がする。


恋愛小説の傑作といえば、なんといってもこの「浮雲」。
男と女の切れそうで切れないぐずぐずした腐れ縁が、見事に書かれている。恋愛の本質が濃密に表現されていると思う。
私にとって、「富岡」はまさに「男」、「ゆき子」はまさに「女」。
富岡のクールな感覚は、男そのものだ。それでいて芯には優しさがあるのだけれど。
最後の場面が悲しいけれどもとても好きです。

文豪の味を食べる ~作家・落語家・芸能人・画家・音楽家が愛した店~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)

文豪の味を食べる ~作家・落語家・芸能人・画家・音楽家が愛した店~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)
価格: ¥ 882 / 発売日: 2008-02-23
売上ランキング: 153250 / 通常24時間以内に発送
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感想:
文豪? 巨匠? はぁ? 死語でしょ、そんなん。そんな絶滅種の跡を2008年辿るってほとんど考古学者のお仕事になってるんです。巨匠達の映画(例えば)はコアな上映会でももう観ることは出来ず誰かの文章から推しはかるだけ。まして彼らの楽しんだ食事の時が今に甦るわけもなく。。。 今はほとんど「遺構」と成り果てた店にポツンと座り、あった筈の時を手繰り寄せるオカザワ氏を読者は憧れるべきでしょうか。案の定、一口食べるのがやっとの料理を前にして途方に暮れる氏を嗤うべきなのでしょうか。
「新進気鋭のイタリアン」等の所謂グルメ評論を知性において一歩も二歩も突き放す問題作。極めて良質でちょっとロマンティックな随筆ともいえるのかな

まず、著者の博識に驚く。45人もの作家、文化人の食に関して、さまざまなエピソードが紹介されており、文学好きならその面だけでも面白い。
文豪や文化人が通った店という基準のセレクトだが、それらの店が必ずしも現代の基準から見ておいしいというわけではないだろう。その場合、だめなものはダメとはっきり書かれている。ただ、味だけを基準にしたグルメガイドではなく、雰囲気や接客などにも触れられいるので、味はたいしたことなくても、あの文豪が通った店なのか、という具合に雰囲気を楽しむという使い方の参考になるだろう。グルメガイドというより、歴史文化を踏まえた街歩きガイド、という面もあるので、街歩きが好きな人にも楽しめるだろう。


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林芙美子 - Wikipedia

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尾道市 林芙美子像

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林芙美子の夫 - 第7官界彷徨 - 楽天ブログ(Blog)

妻が働いて、そのサポートをしていた人といえば、林芙美子の夫、手塚緑敏がいますね、芙美子の作品はちゃんと読んだことがないのですが、舞台の放浪記では最後のほうに出て来るだけのやさしい夫ですが、彼は芙美子が23歳の頃に同棲し、40歳で入籍した ...
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“えぷろんの朗読本棚”: 神坂次郎 今日われ生きてあり (立ち読み版)

リンク4. ここからはHP「しみじみと朗読に聴き入りたい」で公開されているアーカイブズ化された朗読作品のリンク集へご案内いたします。 朗読アーカイブズvol.1. ・国木田独歩・森鴎外・若山牧水・織田作之助・林芙美子. 朗読アーカイブズvol.2 ...
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e+MOVIE[動画] 演劇・ミュージカル・バレエ : 女優大竹しのぶが演じる ...

女優大竹しのぶが演じる作家林芙美子の生涯! こまつ座「太鼓たたいて笛ふいて」 ナチョ・ドゥアト珠玉の名作、遂に来日! ドラマ・身体、音楽の甘美な饗宴 KERA・MAP #005『あれから』出演の萩原聖人さんよりメッセージ到着! ...
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林 芙美子的愛の流刑地 「浮雲」:kiki的徒然草 - AOLダイアリー

母が林 芙美子の小説を好きで家に全集があり、「放浪記」だの「稲妻」だのを少女の頃にぱらぱらと読んだ記憶がある。「「浮雲」は映画もいいのよ。もう、どんどん、どんどん離れられずに堕ちていくのよね」と母が言うので、実際に観る前から「浮雲」は ...
http://diary.jp.aol.com/ugtj2ehb/476.html

【最新出品速報1ch】-1[原田治 (ミスタードーナツ) 吉田篤弘 林芙美子 ...

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